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LINNのMAJIK DSMの初期設定をして分かった最近のネットワークオーディオ事情

LINNのDSを使ってネットワークプレーヤーの導入法を紹介しようと久しぶりにセットアップを行ってみましたが、以前よりもかなり簡単にできるように変わっていたので拍子抜けしてしまいました。そこで、今のネットワークオーディオの構築が如何にシンプルかをレポートしてみたいと思います。

NASを繋いで設定してみます

まずは、ネットワークプレーヤーに必須といえるNASをネットワークに接続し初期設定を行ってみます。NAS(ネットワークアタッチトストレージ)とはLANで接続するHDD(ハードディスク)やSSDなどの記録装置のことで、今回使用するのはバッファロー製のLS210D(1TB)という10,000円~15,000円位で販売されている一般的なモデルです。

ls210d

はじめにLS210DをLANケーブルでルーターもしくはハブに接続し電源を入れておきます。つづいてホームページからソフトウェアをダウンロードすると、設定ソフトのNasNavigator2がインストールされるとともにこのような画面がパソコンに表示されます。

nas_setup1

「スタート」をクリックすると、ネットワーク上のNASを検索し『ネットワークドライブの割り当て』と『IPアドレスの取得』を自動でやってくれます。これでネットワークプレーヤーで使用するNASの設定はほぼ完了してしまいます。

このモデルは「TWONKY MEDIA」等ではなく自社製のサーバーソフトを使用しているようで、アルバムやアーティストなどの曲情報の分類や階層を構築する”ナビゲーションツリー”の設定や、記録データを更新する”再スキャン間隔”の指定なども不要です。カスタマイズする楽しみは少ないですが、実使用上まったく問題が無いので面倒な作業が減ったメリットの方が遥かに大きく感じます。

このままの設定でも使用できますが、安定したNASへのアクセスを可能にするため、またDSの場合Kinsky Jukeboxが使えるように、固定IPアドレスにすることをお奨めします。この場合、あまり若い数字だと万が一他の機器のIPアドレスと被る場合があるので、3ケタ以上の数字にした方が無難です。

nas_setup2

これでNASの設定は完了です。NASの設定画面は年々分かりやすくシンプルに洗練されているので、パソコンが苦手なユーザーもそれほど戸惑わないと思います。

MAJIK DSMのセットアップに挑戦

majik dsm

やや気が重かったNASの設定があっけなく終わってしまったので、この後のDSのセットアップは楽勝です。DSをネットワークに接続し電源を入れて準備を整えたらDSで使うソフトウェアをダウンロードします。

DSで最低限必要なソフトウェアは以下の2つです。

KinskyDesktop…….DSの操作ソフト
Linn Konfig…………..DSの設定およびアップデートを行う

また、CDから音楽データを抽出するリッピングソフトもあったほうが良いでしょう。Linnでは「dbpoweramp」と「Exact Audio Copy」を推奨しています。Exact Audio Copyは無料で広く愛用されていますが、有料ながら音質と機能が圧倒的なdbpowerampがお奨めです(DSユーザーはかなり安く購入することが可能です)。ちなみにExact Audio Copyの導入法はこちらをご参考ください。

以前と場所が変わりましたがすべてLINN Japanのホームページからダウンロードできます。

ds_setup1

ここからKinskyDesktopとLinn Konfigのダウンロードをクリックし、それぞれ「実行」⇒「はい」⇒「I Agree」と進み「Finish」をクリックすればインストール完了です。

kinsky_setup1

デスクトップにそれぞれのアイコンが表示されているのを確認し、Konfigの方をクリックして設定を開始します。

ds_setup2

Konfigの設定画面にDSが表示されない場合は、DSとルーターもしくはハブとのLAN接続を確認し、DSの主電源を入れ直します。DSは電源のオン/オフでIPアドレスの取り直しを行う仕様です。

ds_setup3

無事にDSが表示されたら、左の項目から「Device」を選択します。デフォルトではRoomの項目が英数字の羅列になっているので、分かりやすい名前にするために『MAJIK DSM』に変更しておきます(好きな名称でOKです)。

ds_setup9

ひとまず設定は終わりにして、Kinskyのアイコンをクリックして起動させます。

「Room」をクリックすると先ほど設定した名前があると思いますので選択します。

ds_setup4

次に「Source」をクリックしPlaylistを選択します。DSではRoomが機器選択、Sourceが入力切り替えに相当し、Playlistがネットワークプレーヤーとしての機能を意味します。

ds_setup5

左側の画面に移って、「Library」をクリックすると接続されているNASが表示されますので選択します。いくつかのフォルダーから「ミュージック」を選択するとアルバムやアーティストなどの選択項目が出てきて曲の選択が可能になります。

ds_setup6

DSは一旦プレイリストに曲を追加し再生するという方式を採用しています。このプレイリストは簡単に曲の入れ替えが可能で、名前を付けて保存することもできます。

プレイリストへ曲を追加するには、アルバムや曲を右のプレイリストへドラッグ&ドロップするか、アルバムアートや曲にカーソルを持っていき右クリックする方法があります。

ds_setup7

ちなみに「Play Now」は一番先頭に追加、「Play Next」は再生中の曲の後に追加、「Play Later」は最後尾に追加されます。

これでプレイリストに曲が追加され再生が可能になります。

ds_setup8

これだけで大抵のことはできてしまうと思いますが、細かな操作法と設定に関しては次回レポートしたいと思います。

LINN ネットワークオーディオ

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