このエントリーをはてなブックマークに追加

MERIDIAN 218でMQA-CD/CDの再生を楽しむ!

MQA対応DAコンバーターを搭載、既存のCDプレーヤーとデジタルケーブル(同軸or光)で接続することによりMQA-CDを楽しむことが出来るMERIDIAN 218を紹介します!

MQAの技術については方々で詳しい解説がされていますが、シンプルに言えば「ファイルサイズが小さいハイレゾ音声ファイル」といったところでしょうか。ファイルの「圧縮」ではなく「折りたたみ」の概念を用いたファイル形式であり、エンコード(折りたたんで収納)→デコード(折りたたんだデータを開いて再生)というのが特徴です。また「De-Blur(デブラー)」技術による優れた音質的利点を有します(De-Blur(デブラー)については当記事後半で紹介します)。

ファイルサイズが小さいので音楽ストリーミングサービスでの活躍が期待されている技術ですが、その特徴から「CDで聴けるハイレゾ」としても注目されています。例えばユニバーサルミュージックは『ハイレゾも聴ける、高音質ディスク。これが、CDの最終進化系「ハイレゾCD 名盤シリーズ」』として生産限定版をリリースしています。

https://www.universal-music.co.jp/international/mqa-uhqcd/

このMQA-CDを聞くためには、MQAファイルをデコード(折りたたんだデータを開いて再生)する機器が必要です。今回紹介するMERIDIAN 218を導入すれば、現在お持ちのCDプレーヤーとデジタルケーブル(同軸or光)で接続することにより、MQA-CDを楽しむことが出来るという代物なんですね。お気に入りのCDプレーヤーをそのまま利用できるところが良いですよね。

外形寸法は204mm(幅) x 42mm(高) x 150mm(奥行)のコンパクトサイズ。お持ちのCDプレーヤーとの接続もいたってシンプルで、同軸又は光ケーブルでデジタル接続、アナログ/デジタルアウトからアンプに入力をすればオッケーです。

さてさて、そうした訳で今回試聴したMQA-CDはこちら↓。marantzのCDプレーヤー「SA-10」から同軸デジタルでMERIDIAN218に接続しました。

■Various Artists / これがハイレゾCDだ! ロック&ポップスで聴き比べる体験サンプラー [MQA/UHQCD]

■カーペンターズ / シングルス1969~1973 [MQA/UHQCD] 

■ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》 [MQA/UHQCD]

■ファリャ:《三角帽子》《恋は魔術師》他 [MQA/UHQCD] 

■Fairytales Original Master Edition-MQA Radka Toneff/Steve Dobrogosz: ODINCD9561

じっくりと、時間をかけての試聴となりました。とにかくクリアーで明瞭、輪郭の浮かび上がるような、霧が晴れたかのような高音質です。我を忘れて音楽に聞き惚れる至高の時間!もう本当に素晴らしい。ただ単純に音の良さを感じる事が心地よいのです。

ちょっと複雑な話をすると、従来のPCMはいわゆる「折り返し歪」除去の目的でローパスフィルターを用いています。ところがこのローパスフィルター、信号に時間的なぶれを生じさせてしまうという欠点を併せ持っています。24bit/192kHzの場合では約500μs(1μs=1/1,000,000秒)ぶれが生じる計算になるのですが、人間の耳が検知することができるのは3μs程度と言われています。つまり、この信号のぶれは音の「にじみ」として無意識に認識され、音質の低下を招いていたという訳なんですね。MQAでは信号の時間的なぶれ=Blurに対し、De-Blur(デブラー)という技術を用い10μsまでに抑えることに成功。ハイレゾの折りたたみ→展開の技術ももちろんすごいのですが、今回の試聴ではDe-Blur(デブラー)による効果がとても良いように感じました。アタック音の粒ぞろいの良さ、各音源のセパレーションの良さ、空間表現力が大変優れている。「とにかくクリアーで明瞭、輪郭の浮かび上がるような、霧が晴れたかのような高音質」と感じたのはこのあたりに起因するものと思われます。

空間再現力、前後左右の距離感やセパレーションは実際のところ結構すごいです。機会があればぜひ一度お聞き頂きたいと思います!

ところでこのMQAを開発したのは、MERIDIANの創業者ボブ・スチュアートさん。MQA普及のためにMERIDIANを退職して新たに会社を立ち上げたそう。そういった意味合いでもMERIDIANのMQAデコーダーは信頼性が高いと言えますね。

MQA-CDはラインナップも豊富です。欲しいディスクも多い!

https://www.hires-music.jp/mqa/mqa-cd/soft/
https://www.universal-music.co.jp/international/mqa-uhqcd/

***

なお、本体正面にも刻印されている通りMERIDIANはこの製品を「Zone Controller」と名付けています。MQA-CDの再生はあくまでも218の目玉機能の一つ。その他にも44.1kHz/16bitのCD再生時に4倍となる176kHz/24bit相当のクオリティで再生できるメリディアン・アップサンプリング機能、音楽管理・再生ソフト「roon」対応、DSP技術を生かしたプリ・アンプ機能など実に多機能です。

機能詳細につきましてはメーカーホームページをご参照下さいませ。
https://www.hires-music.jp/products-top/meridian-218/

ついでに言うと、保証期間がデフォルトで5年。これもうれしいですね!

という訳で、今回はMQA対応DAコンバーターを搭載、既存のCDプレーヤーとデジタルケーブル(同軸or光)で接続することによりMQA-CDを楽しむことが出来るMeridian 218の紹介でございました。

MERIDIAN MQA-CD対応デジタルプリアンプ Meridian 218 販売ページ

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する記事