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ハイレゾ+ストリーミングで時代は変わる!amazon music HDをオーディオで聴こう!

今回はamazon music HDについてご案内したいと思います。定額制(いわゆるサブスクリプション型)による音楽配信サービスは先行していたSpotify、Apple Music、それからロスレス音源による音楽配信を行っているDEEZERなど既存のサービスがいくつかあります。月額固定の料金で、膨大な音楽のライブラリーより自分の好きな音楽を聞きたいだけ楽しめるというサブスクリプション型音楽配信サービスは、これまでのライフスタイルを変化させてしまうほど大きなターニングポイントであり、そしてリスナーにとってはとても素晴らしいサービスだと思います。

一方で、そのサブスクリプション型配信サイト、音質はそれなりのものでした。もちろん一般的な楽曲の視聴には耐えられますが、本格的な高音質で楽しみたいと言うユーザーにとってはやや物足りない音質であったことは否めません。AppleMusicはロッシー音源となるため、私の場合スピーカーで再生するにはアップコンバーターを使用していました。ロスレスによる配信を実現したDEEZERは確かにCD クオリティの音質で、開始直後は画期的なサービスが現れたと驚愕したものです。それでも尚、すでに多くのハイレゾ音源をを聞いてきた身としてはどこか物足りなさを感じていたのも本当です。(実のところ、個人的には配信サービスにそこまでの高音質を期待していなかったのかもしれません。)

海外ではいくつかのハイレゾ配信サービスが存在していましたが、そのいずれも国内サービス開始の噂だけが延々と続き、何年経ってもサービスは始まらず、もはや国内でのサービスインはないだろうと諦めの境地に達していました。

そんな中、この秋突然amazonが「amazon music HD」をスタートさせたのです。これには正直驚きました。amazonは元々「amazon music」という配信サービスを提供していましたが、他の配信サービスと比較しても特に優位性がみられず、なんというかほとんど気にしていなかったのです。それが急に「HD」の名を冠してハイレゾ再生での音楽ストリーミングサービスを開始するとは。amazonらしいといえばamazonらしい展開ですけれども。

さて、前置きが長くなりました。早速「amazon music HD」を使ってハイレゾの再生を行ってみたいと思います。amazon会員になっていれば下記のリンクより利用の申込みができます。

https://www.amazon.co.jp/music/unlimited/hd

amazon music HDでハイレゾ再生を行うには、ブラウザでの再生ではなく専用のアプリを用いる必要があります。忘れずにダウンロードしてお持ちのPCにインストールしましょう。

まずはamazon music HDのアプリを開いてみます。

「ULTRA HD」のマーク付きで多くの楽曲が表示されます。テンション上がる瞬間ですね。早く聴きたい気持ちが抑えられません!(上のキャプチャ画像ではもうノラ・ジョーンズの楽曲を再生してしまっておりますがww)

が、しかし!このまま再生してもハイレゾの恩恵を受けることはできません。なによりもまず、ハイレゾを再生できる環境を用意する事が不可欠です。当店での再生環境は下記の通り。

【DAC】Marantz SA-10
【AMP】Marantz PM-10
【SP】B&W 803D3

【PCの設定】

それでは、PC(Windows10)でハイレゾ再生ができるようセッティングを行います。 [コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]をクリック。

[ハードウェアとサウンド] の中から、[サウンド]をクリック。

この中に使用しているDACが表示されます。今回の場合は表示されている「SA-10S1」を右クリックしてプロパティを開きます。

プロパティを開いたら、[サポートされている形式]のタブを開きましょう。44.1kHzから192.0kHzまで、全てにチェックを入れます。

更に[詳細]タブを開きます。デフォルトでは「既定の形式」に「2チャンネル、16ビット、44100Hz(CDの音質) 」 が設定されていると思います。


この設定を「 2チャンネル、24ビット、192000Hz(スタジオの音質) 」に変更します。

これで準備完了!それでは早速音楽を再生してみます。音楽が鳴り始めたら、再生中の楽曲の[ULTRA HD]と書いてあるロゴマークをクリックしてみましょう。

そうすると「音質」「端末の性能」「現在」と3つの表示項目が示されます。 「音質」 はその曲自体の音質が、 「端末の情報」 では接続している機器で再生可能な音質が、そして現在では再生中の楽曲がどのようなサンプリングレート(Hz)とビット深度(bit)で再生されているかを確認します。 

今回の場合は 音質「24bit/96kHz」 、端末の性能「24bit/192kHz」、そして現在が 「24bit/96kHz」 と表示されており、業界的に言う「クンロクニーヨン」でハイレゾが再生されていることが分かります!!これで設定はオッケーです。

【音質評価】ちゃんとハイレゾです!

ではでは、音質の方の評価をば。音楽を再生すると一聴してすぐにわかるほど、この濃密な質感はしっかりとハイレゾサウンドです。デジタル的な雑味、刺々しさは感じられず滑らかで、それでいて解像度は高く、音の輪郭もしっかりと表現されています。 特にシンバル等金属系楽器の高域の耳につく感じ、全体的なザワザワ感などのデジタル臭が気にならないクリアーで透明度の高い音質です。 空気感もまるごと密度の濃さがあがったような、きめ細かなハイレゾサウンドが再生されています。各楽器の芯の通った音の粒立ちも気持ちが良い。CDでもっているタイトルを聴き比べてみても、 amazon music HDからのハイレゾ再生の音質に圧倒的な優位性を感じました。(まあ、これはamazon music HDがすごいという訳ではなく従来の ハイレゾと同じ印象ですけれども。 )

【楽曲数】 ULTRA HD(最大24bit/192kHz)が数百万曲w

ちなみに「ULTRA HD(最大192kHz/24bit )」がこのサービスの最大の売りですが、「HD( 44.1kHz/16bit )」で収録された曲も多くラインナップされています。(中にはSD収録の楽曲もありました。)

公式サイトの説明では、HD(16bit/44.1kHz)が6500曲以上、ULTRA HD(最大24bit/192kHz)が数百万曲という膨大な数!オーディオファンに定番のアルバムも多くラインナップされています。洋楽の充実度はもちろんのこと、新旧織り交ぜて邦楽が充実しているのは嬉しい限り。聴きたくてもラインナップされていない曲やアーティストもありますが、それらは別の方法で聴けば良いのではないかな・・・。

【料金】個人プランは月額1,980円(プライム会員は1,780円)

CDを月1枚を購入したとほぼ同額で、数百万もの楽曲を高音質で楽しめる。これのどこに躊躇する必要がございましょうか。音質が心配なら、今だと三ヶ月無料だそうなので、しっかり試聴したした上で申し込むことも可能です。

【まとめ】

もう何年も前から、ハイレゾをインターネット経由のストリーミングで聴く時代が来ると思っていたのですが、いざ本当にそうなってみるとなかなか感慨深いものがあります。レコードやCDを「所有する」という欲求は満たされないかもしれませんが、そもそも本質は「音楽を聴くこと」です。折しも季節は芸術の秋、この膨大なハイレゾ音源を是非楽しんでみて欲しいと思います!

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